割り箸一本から大型建築まで 影山木材

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私たちの歩み

創業明治22 年、守り続けてきた信頼とネットワーク。



明治 大日本帝国憲法が発布され、静岡市が発足した明治22 年、影山材木店が創業した。安倍川から引き揚げた丸太を大きな大八車に載せ、人力・馬力で土場に運び入れた。10 名余りの木挽きたちが大きな鋸を両手に、汗と力で桧・杉の建築材・建具材などを挽いていた。木挽きを生業とする影山木材の原点であり、120 余年の継承の始まりである。



大正 明治期の日清・日露戦争に続き第一次世界大戦への参戦と、得意先の旦那衆が多く出征して行くなど商売人にとっては多難な時期が続いた。大正12 年、関東大震災により最初の転機が訪れる。被災地へ向けての大量の木材供給が、震災復興に寄与し、その後の揺るぎない商売の礎を築いた。



昭和 長きにわたる戦時下の難局を経て、昭和23 年、影山木材株式会社がスタートする。戦後復興〜焼け野原から工場を再興し、高度成長の時代〜昭和40年50 年代は、事業拡大の時期である。多様なニーズに応えるべく、多角的な経営の始まりである。



平成 デフレ時代の到来、木材流通の変革に伴いプレカットが普及し、住宅産業も大量生産・大量消費の時代になり、丸みの少ない品質のバラつきのない構造材が流通し始める。少品種大量生産型の柱材専門工場として富士工場を設立する。一方、顔の見える商売が必要とされ、消費者へのアプローチが重要な役割を果たし始めた。