11月9日(土)、弊社オリジナルイベント「森の丸ごと1日体験3rd」を、富士工場において開催いたしました。

今回もたくさんの工務店とそのお客様、そして一般のお客様もご来場いただき、盛況に開催することができました。

 

 

 

工場裏手の山林で、間伐体験からスタート。富士工場は富士山麓の桧林の中にあるので、丸太置き場の端からそのまま山林へ入ることができます。

まずは「森林」というものを肌で感じていただきます。森林の中に入って目を閉じて五感を研ぎ澄ますと、冷んやりとした空気の中で清々しく力が湧き上がってくるような感覚を覚えます。そして林業についてのミニ講座。皆さん、真剣に聞いてくださいました。

50年生のヒノキの伐採を見学。安全には十分配慮して伐採しますが、チェンソーを使うと瞬く間に斬れてしまいます。

 

 

 

 

 

伐採が終わると、辺りにはヒノキの良い香りが充満します。切り株を触るとしっとりとして少し冷たい感触。生きている木は水分がとても多いことが解ります。

 

みんなで年輪を数えてみました。この木は55歳でしたよ!

 

 

 

お次はノコギリを使って自分たちの手で間伐をしてみました。細い木とはいえ、立っている木を倒すのは大変なことです。交代でノコギリを持って少しづつ切っていきます。

 

 

この木もさっき伐った木と同じで、55歳です。細いのにね。人工林は同じ時に植えるので、一帯にある木は皆同じ年数であるのが普通です。この木も良い香り!

 

 

 

次は丸太切りに挑戦。真っ直ぐにノコギリを動かさないと上手に切れません。でも思ったよりも力は要らないんですよ。

今回はみなさんに500グラムの大きさを狙って切ってもらいました。でも大きさは色々ですね。(笑) 500gに一番近かった人には、後でプレゼントがあるよ!

 

 

大人のみなさんはチェンソー使った丸太切りを体験。チェンソーは正しく使わないと危険です。防護品もしっかりと身に付けていただきました。轟音とともに丸太がアッというまに切れてしまいます。体験してみるととても気持ちがいいものであるのが解ります。

 

お楽しみのお昼ご飯。今回もおかずは鹿のお肉のバーベキューです。アンケートでも驚く程の高評価でした。肉が良いのか、味付けがいいのか、焼き方が上手いのか。きっと全部だな~!(笑)

 

 

お昼ご飯の後は、チップの山へゴー!登ったり滑ったり、楽しいよ!

 

 

午後の最初は製材の見学と体験です。スゴい音をたてて製材機が動いています。

 

 

お客様に製材機を操作していただいて、製材を体験していただきました。かなりのスピードで丸太が角材になっていきます。

 

 

 

この間、子供たちには木工工作をしていただきました。作っているのは「カラコロ木琴」。中にビー玉を入れてクルクル回すと、カランコロン♫と心地良い音がします。こちらも子供たちに大好評でした。

 

 

 

 

 

最後のプログラムは、影山社長によるミニ講座。日本の木、地域の木のことについて学んでいただきました。特に木の香りと木材の乾燥、そして強度と品質について影山木材の取り組みをお伝えしました。乾燥の方法で木材の特性が変わってくるのをご存知ですか?

 

 

最後に閉会式。丸太切りの結果発表をしました。

なんと!驚くべきことに、500グラムぴったり賞がでました!これは本当に驚きです。おめでとうございます!!!

 

 

そしてお土産として参加者全員の皆様に、食卓用の小さなヒノキのまな板と、製材の端材で作った割り箸をお持ち帰りいただきました。(^^)

 

 

 

参加者みんなで記念撮影。今日は富士山がご機嫌ななめで顔を見せてくれないので、製材品をバックに撮りました。(汗)

みんな、楽しかった? 参加してくれてありがとう!

 

 

参加した皆さんにアンケートを書いていただきました。皆さん、大満足に丸を付けてくれました!これは涙が出るほど嬉しい!!!このアンケートは弊社にとって宝物です。

 

影山木材では、今後もイベント「森の丸ごと1日体験」を継続して開催していきます。次回は来年4月、ゴールデンウィークの初日、4月26日(土)を予定しています。どなたでも参加できますので、お気軽にどうぞ!

また工務店さまにはお客様との同行をお薦めしています。顧客サービスの一環として、ぜひご利用ください。

 

 

 

 

Posted by kageyamamokuzai on 木曜日 11月 21, 2013 Under イベント, ツアー Tags : | add comments