「熊田千佳慕の世界」 を 見てきました。

かなり前ですが テレビの番組で 熊田千佳慕さんのことを知り 見たいと思っていました。

今回 三島で展覧会があるとわかり 行ってきました。

原画は 想像を超える迫力でした!!!

 

Posted by kageyamamokuzai on 土曜日 6月 29, 2013 Under 未分類 Tags : | add comments

昨年、12月9日に弊社横沢山林で木魂祭を行った、浩英建設さまの高坂さま邸が上棟を迎えました。http://www.koueikensetsu.co.jp/

http://kagemoku.co.jp/blog/?p=302

 

 

梅雨の最中で天候が心配されましたが、丁度梅雨の中休みに当って、順調に上棟しました。現場へお届けする木材に一部不足があるというハプニングがあり、急遽私がトラックで現場へ急行しましたが、夕方までには棟上げできました。

 

 

浩英建設さまの上棟式は、いつもとても楽しく参加させていただいております。「木造住宅音頭」って知ってますか?

ご存知なわけないですよね・・・。(笑)

私の父親(影山弥太郎)が、即興で作ったものなのですが、浩英建設さまの上棟式では東京音頭の節に合せて、毎回唄います。そして最後に万歳三唱。亡き父親を思い出します。

 

お施主さまの高坂さまは、木魂祭だけでなく、4月27日に開催した「森のまるごと1日体験2nd」にもご参加くださり、当社のことをとてもよくご理解いただいております。今回も大歓迎をして下さいましたし、ハプニングがあったにもかかわらず、とても前向きにとらえて下さって助かりました。

こんなご縁を頂けるのも浩英建設さまのお陰です。今後ご期待に沿えるよう、ますます充実した木材納入ができるよう努力してまいります。

 

 

Posted by kageyamamokuzai on 火曜日 6月 25, 2013 Under 住まいの納材事例, 木魂祭, 納材事例 Tags : | add comments

弊社情報誌「山の影から」vol.6に抜粋を掲載しました、エコフィールド強矢社長と弊社社長影山の対談をフルバージョンで掲載します。

 

影山:こんにちは。今回の「kinari(木なり)」というモデルハウス、構造材を中心に納入させて頂きまして大変嬉しく思います。吹き抜けから富士山も見える、ほんとに気持ちがいい家ですよね!

強矢:ありがとうございます。ここはね、空気の透明感がほんっとにイイんですよ。長い時間居ないとわからないんですけれど、体験宿泊もしていますが1日いたら歴然とわかります。

影山:空間が広く安心感もありますね。

強矢:丸太柱も梁桁が影山さんの富士山麓の桧で、非常に安心感がありますね。米松や国産杉もよいですが、強度の面、乾燥の面でも桧の梁は安定感がありますから、新たな家づくりの躯体にと期待しております。

影山:ありがとうございます。ところで、今日はエコフィールドさんの歴史ストーリーをお聞きしたくお伺いしました。

=エコフィールドの軌跡(ストーリー)

強矢:私は、26歳まで時間無制限の住宅営業の仕事やっていましたが、もっと体を使った仕事をしたいということで大型の免許もあったので、タンクローリーの運転手をやっていました。1年半ほど食いつないでいたのですが、今度は今度で頭を使う仕事をしたいと、両方できる仕事がないかということで、大手建材商社であるN社に入社しました。

影山:営業ですか?

強矢:えぇ、ただ私の所属した支店では、商社でありながらも、工事ごと建材と共にサービスを売るということがやれましてね。そこで工事もやったし、現場管理も勉強できましたし、工務店に先立って施工関係の営業をすることが得意になりました。

影山:それはいいご経験ですね。そして、そのあと独立のきっかけは?

強矢:その会社に10年いたのですが、ある仲間から「強矢さんは、自分でやる力がある、経営できる力があるから私の会社を手伝ってほしい」といわれたんですが、その彼とはやっぱり友人関係。本気でビジネスをやればぶつかっちゃうだろうと思い断ったんです。でも、それがきっかけで「ならば独立しよう」と思ったんですね。

強矢:そして、まず、下請け工事会社として始めてみたんです。平成6年でした、今から19年前ですね。夫婦だけでね、自宅の6畳間にファックスだけで入れて、工事を受けていました。自分で施工もしていましたから。

影山:え?社長みずからですか?

強矢:えぇ、やっていましたよ。これがあったから、今も職人の気持ちがわかるというか、原価にも詳しいというかね。今の原点がそこの下請け職人だったいうことでね。

影山:それは素晴らしいですね。

強矢:ただね、やっぱり元請があってこその下請けなんですよ。週のうち2~3日仕事がなかったり。私の妻も、これ以上は仕事を手伝えないという約束の3年でした。そこでリフォーム店を開こうと、売り先もないのに飛び込みで営業でしたよ。嫁さんと、午前と午後で、営業と管理とで時間を分けて、半年近くはほとんど直接の受注がなかったもので、毎月チラシを1ヶ月に1回、10万円以上もかけて常に出していましたけれどね。

影山:すぐ受注が来ましたか?

強矢:いえ。それが、ちょうどね、専務(女房)からこういわれたんです。「もうね、今月も受注がなかったら、サラリーマンに戻ってくれないか!?」と。切実でした。その時です、半年たってようやく続けていたチラシも効果が出始め、1軒、2軒と受注があったんです。首の皮繋がったといいますかね。その時ね、ウッドデッキだけの工事でも見学会やったんです。なんと、それに20組も見学に来た。すると、月に5~6セットとかウッドデッキをやってみてですよ、元請の仕事が回るようになりました。

影山:継続は力なりですね、それからの成長は?

強矢:えぇ、その後、常用で大工を持つことになりましたが、そういう人件費をずっと定額で支払わねばならにというプレッシャーもあって、とにかく知恵を絞って、絞って経営しました。また、ウッドデッキができるようになると、今後は、庭はできないの?って言われましてね、女房が絵心あるんでね、手書きでラフを書いて平面使いにしてパソコンに出して色を加えてパースを作って提案したんです。そしたら受注になっちゃって、庭工事が広がっていったんです。

影山:それは今の流行りですよね。奥様さきがけだったんですね。

強矢:えぇ、ただ当時は食わなきゃいけないので
必死にやってましたよ。飛び込みが通常だったんで、提案させてくれませんか?っていって。すると、次は、木のログできないの?っていわれて、やることがどんどん広がってきて、増築、改築ってなってきました。リフォームもOB様がいるけれど、何度も都合をつけて会っていったら、2度目3度目にもお願いされてきて、私たちはお客様から言われて「あれ、やれないの?」っていうことをやり続けてきただけなんですよね。

影山:そこでリフォームから新築事業へはどういうきっかけで?

強矢:建設業登録もちょうど会社で取っていて、その時ユニット施工の下請けもやっていたのですが、アルバイトで来ていた前島くんに「そういや、お前プランかけるよな?確認申請取れるよな?」っていって建築の打ち合わせに行かせて。で、すべて原価オープンにして、150万は管理費をください、という方法で施主に提案して、新築第一号を受注できたんです。

影山:いままでの仕事が活きてきたんですね。

強矢:そうですね。その第一棟目、こだわりにこだわって結局のところ赤字ではありました。でもその初めての新築完成見学会。二日間で80数組きたんです。これが10年前ですね。で前島君に、「おまえ社員なっちゃえよっ」てね。それから、10年で20棟できる会社になろうぜといって、それが去年、くしくも目標通りになったんです。

=顧客に満足度が高い工務店とは?
影山:まさに、工事職人→下請け施工→リフォーム→新築工務店ときたんですね。その1棟が10年かけて20棟になったわけですが、この中で、一番ここまでこられた主な成功要因はなんですか?

社長:目線がお客さん目線だったからということでしょうね。利益は後でいいということでした。自分の家族だったら、自分の友達だったら、自分の親戚だったら、ということをやってきたことですよね。だからやってきたお客様が味方になってくれた。
だから儲からないこともよくありました。あるクレームがあった時、それもすべて自分のミスだという解釈でプラス発想にして考えて、客目線で考え、原価の増加があっても実行していったんですが、最終的には顧客が続いていくんですね。

影山:顧客目線の大切さですね。

強矢:だから自然素材、健康に良いということも当時から当たり前のように進めてきた結果、年間2棟ずつ増えていったということですね。

影山:その他の秘訣はありますか?

強矢:月1回ニュースレターを作ってお客様に生の声をお伝えしています。私は今年55歳なんですが、今回のテーマは55歳という人生について書きました。55歳という年齢は、窓際で解雇を待っている人もいるし、社長業でバリバリやっているひともいる。好きと嫌いで仕事を選んでいる人は、結果的に割の合わない人になっていく。やっぱり若いころに努力している人は、残ると思う。そういう倫理ですね。

影山:倫理と言えば、倫理法人会にも社長は所属されてますよね。私もそこで社長と出逢って今回のご縁があるわけですが。

強矢:そうですね。私もそこで影山さんと知り合ったというのは大きかった。やはり人への感謝とかそういうものを勉強しました。感謝と言えば、年に2回、夏と冬の感謝祭ね。ここ何年も受注できてないお客様に「私はあなたのことを気にしているよ」ってサインを出し続けているんです。それに運送屋さんもヤクルトさんも宅急便のお兄ちゃんもみんなお客さまと同じ対応で、情報発信を絶やさないことですね。去年は牧場で焼肉の食べ放題、冬は餅つき大会などをやって、お客様の記憶から消えない会社になるわけです。受注の前と後ろ、両方大切ですよね。

影山:私も見習い、頑張っていきたいと思います。

=選ばれる木材(製材)屋とはどういうものですか?
強矢:そうですね、理念や想いを共有しあった関係性っていうのが本当に大事ですよね。緊急時、非常時に、特に大切なんだなって思います。「俺は木材(建材)を買ってやってるんだ!」という態度で、その都度に仕入先が変わるような工務店が一般には多いけれども、緊急事態の時にこそ守っていただける工務店になるには日常の中でどれだけ相手に貢献できているかがポイントですよね。価格だけじゃなくって、本当に大切なその他の情報の交換ができているかどうか、信頼関係ができているかどうかが大切で、平常時も非平常時も同じことなんです。

影山:価格だけではなく、他の要素で大切なことですね。

強矢:えぇ、今のアベノミクスを続けていくと供給不足という緊急事態が起こることも有り得ると思うのですが、「仕入れ元」「仕入れ先」との信頼関係の中で、品薄になっても最優先で供給頂ける様な関係を影山さんとは築きたいと思っています。

影山:光栄です。やはり自分の会社にも生産量の限界がある中で、価格などの甘い誘惑で惑わされる場合もあるのが現実ですから、よきパートナーと真摯なお付き合いをしたいものです。

強矢:影山さんもつらいと思いますよ、やはり優先順位をつけなければならないということは。これはどんなに綺麗ごとを言ったって、あの時(東日本大震災)に実際にあったんですよね。例えば10個しかないものを平等に提供できない。守らなければならない売り先になるには?優先順位の上位に入るには?残る会社、残らない会社ってその違いってなんだろうかというのを考えたんです。

影山:私もお付き合いのあるK建設さんも、あの時、野地合板が止まったんですね。それから桧の野地板になったんですけれども、優先順位というのはあって、当社ではK社さんは欠かすことがなかった関係性、だからこのお客様のためにという思いで桧の野地板を送ろう、そういう関係でありました。

強矢:羨ましい、いい関係性だと思います。

影山:関係性も大切ですが、やはり、私たちとしては、今後の予定がしっかり入っていれば、準備というのはできるんですよね。先日のエコフィールドさんの業者会ですが、あれだけの情報(受注関係)を教えて頂けることは、非常にありがたいことで、生産計画が立てやすいです。会社の理念もよくわかりましたしね。

強矢:業者さんも一緒にやってくれる人と、そうじゃない人って出てきますからね。会社のクレームになりやすいことを共に勉強してくれなければ本当じゃない。それで仕事に対する「姿勢」というのが見えてくると思います。受注情報については、これから先エコフィールドとお付き合いをして仕事があるんだろうかなって思われても困りますので、これからお願いする仕事はこういう状況です、新築はこういう商品を目指していますって明確にすることで、業者さんも数か月先が見えてくるんです。それで、例えば、大工さん同士の手間の貸し借りもやりあっていくような横の連携ができたりして、いい結果が生まれています。

影山:色々な連携も生まれますよね、次の業者会が楽しみです!

=影山木材に期待すること
社長:これからお付き合いが広がっていくこと、それ自体、すっごく楽しみなんです!実はね、モノ(住宅の構造材、フローリング等)が山から出てくるところをお客様は見れてないんですよね。木魂祭(もっこんさい)はね、私の中で覚醒がありましたよ! あの瞬間、その感動の訴求ポイントをもっと社員に伝えたい、そしてエンドユーザーに伝えてほしい。材料を供給してくれる山のことを知らずに家(木造住宅)を建てる(工務店)っていうのはおかしな話ですよね?

影山:どういうことですか。

強矢:なんとなく木造住宅を標榜し、なんとなく「木っていいよねっ」ていっている工務店が多い。そんな簡単なことじゃないんだよってことです。もっと山に近いところの方との話をしたり、山に足を運ぶことができたり、山の人と話しができるような仕入れ先と出会いたかった。九州とか東北のどっかから材木を持ってくるだけじゃないような。そんな時、影山さんと出逢った。だから社員をまず影山さんの工場へ連れて行ったんです。山に行き、影山さんの現場に行けば社員の表情も変わってきます。

影山;そういう意味では、今回の「森のまるごと1日体験会2nd」のご参加ありがとうございました。

強矢:やっぱり、見込みのお客様にもね。「いこうよっ森に!」て言うことができて、それであの現場を見たら強いですよ。特に木魂祭は素晴らしい感動ツールになっていると思います。とにかくもっとたくさんの人を連れていきたいなって思ったね。

影山:ありがとうございます。

強矢:もちろん品質、納期も大切ですよね。色々とこちら側のニーズもあります。

影山:まだまだ我が社にも課題があります。現在は社外に委託している部分を、少しづつ内省化していくような体制を作ろうと思っています。今年の夏に乾燥機が変わりますし、より乾燥の品質、精度が高まっていきます。最終的にはうちの工場で構造材から内装材まで、すべての木材を生産できる体制にしたいと思っています。

強矢:前向きな工務店は仕入れに悩んでいます。みなさん私のように影山さんのような林業・製材業の方々と組みたい、そう思われていると思いますよ。

影山:嬉しいですね。私の仲間で山と共に暮らすパートナーがいます。彼らの生活の中で木材が生産され、技術や工夫があってこういう素材、製品ができているんだっていうことをもっとご存知頂ければ、また気持ちの入り方が変わるんじゃないかなと。

強矢:そうですね、林業というのが、漁業と関係があるとか。そういう地球環境のことも話だけでなくて体験させてわかってもらいたいですね。だからこないだの体験会はよかったですよ。影山さんのところで感謝祭をやりたいな。わが社の社員やユーザーたちを、もっともっと山へ連れて行きたいと考えています。

影山:もちろん協力しますよ!もちろんお互い様で、このモデルハウスに工場のスタッフを連れてきて見せてあげたいと思っています。そこで木材の良さをお互いに学びあえればと。

強矢:このモデルハウスkinariのような家がいいなって思っているユーザーさんは、山側や製材側の素朴な「木へのこだわり」や「製造の苦労」を話していただけると確実に心に刺さる方々です。そしてモノづくりの能力を見て、しっかりと工務店を評価してくれるユーザーは必ずいますよ。

影山:有難いですね。エコフィールドさんのブランドあってこそですね。

強矢:お互いが楽しいんですよね!

影山:ぜひ今後ともよろしくお願い申し上げます。

Posted by kageyamamokuzai on 水曜日 6月 19, 2013 Under 未分類 Tags : | add comments

毎年 この時期になると 工場に 大きな美しいアゲハがたくさんきます。

「ママの会社に たくさん黒いアゲハが来るよ~」と 家の子どもに話すと どんなアゲハか 質問されたので

特徴をいうと 「それは たぶん毒蝶だよ」 と 言われました。

お腹の赤い模様は 「わたしは 毒がありますよ」という サインなのだそうです。

家の子どもは虫好きで どこから知識を得ているのかわかりませんが いろんなことを 教えてくれます。

このアゲハのことを くわしく調べてみると 『ジャコウアゲハ』 と わかりました。

幼虫の時 アルカロイド系の毒を含む ウマノスズクサを食べ 体内に毒を蓄積するそうです。

ジャコウアゲハを食べた小鳥は 中毒をおこすらしいです・・・(怖)

これも 生きるための工夫。

虫の世界も 奥が深いです。

 

Posted by kageyamamokuzai on 水曜日 6月 12, 2013 Under 未分類 Tags : | add comments